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ストキャスティクスとは?買われすぎ・売られすぎを2本の線で測る
ストキャスティクスは、値幅という「器」の中で現在値がどの光の位置にあるかを0〜100で照らし出すオシレーターです。%Kと%Dの仕組みから売買シグナルの読み方まで、チャートリテラシーを磨きながら一緒に進んでいきましょう。
PRISM編集部
アナリスト
更新 2026.06 読了 6分
01 — ストキャスティクスの基本
ストキャスティクスは1950年代にジョージ・レーンが広めたオシレーターで、「一定期間の高値〜安値という値幅の中で、現在値がどの位置にあるか」を光のパーセントで表します。値幅の上端に近ければ80以上で買われすぎ、下端に近ければ20以下で売られすぎという直感的な見方ができます。%K(速い線)と%D(遅い線)の2本で構成され、この2本のクロスが売買タイミングの流れを照らし出す目安になります。
RSIと並ぶ代表的なオシレーターですが、ストキャスティクスの方が値動きの流れに敏感で反応が速いのが特徴です。反応が速い分ダマシも多くなるため、実戦では%Kをさらに平滑化した「スローストキャスティクス」がよく使われます。レンジ相場での逆張りに向く一方、強いトレンドが出ると高値圏・安値圏に張り付きやすくなるため、トレンド系の指標と組み合わせてリテラシーを活かした判断をしていきましょう。
POINT %Kと%Dのクロスは、過熱圏(80以上/20以下)で出たときの方が信頼度が高いとされる。
注意 強いトレンド中は高値圏・安値圏に張り付き、逆張りシグナルがダマシになりやすい。
用語 ダイバージェンス=価格と指標の動きが逆行する現象。トレンド転換の予兆とされる。
計算式 — FORMULA
%K = (現在値 − 期間中の最安値) / (期間中の最高値 − 最安値) × 100
%D = %K のn期間(標準3)単純移動平均。%Dをさらに平滑化したものがスローストキャスティクス。
02 — 実戦での3ステップ
1
水準を見る
80以上で買われすぎ、20以下で売られすぎを目安にする。
2
2本の線のクロスを見る
%Kが%Dを上抜ければ買い、下抜ければ売りのサインとされる。
3
種類を選ぶ
ファストは敏感でダマシが多い。実戦では滑らかなスローがよく使われる。
03 — シグナルの読み方
▲ 買いシグナル
・20以下で%Kが%Dを上抜け・強気ダイバージェンス・売られすぎ圏からの反転
▼ 売りシグナル
・80以上で%Kが%Dを下抜け・弱気ダイバージェンス・買われすぎ圏からの反落
指標種別向く相場
ストキャスティクスオシレーターレンジ
RSIオシレーターレンジ
MACDトレンドトレンド
04 — よくある質問
RSIとどう違う?
どちらも過熱感を測るが、RSIは値動きの上昇割合、ストキャスティクスは値幅内での位置を見る。後者の方が反応が速い傾向がある。
ファストとスローはどちらがいい?
ファストは反応が速いがダマシも多い。初心者は平滑化されたスローの方が扱いやすいとされる。
まとめ — KEY TAKEAWAYS
✦ストキャスティクスは値幅内の位置を0〜100で測るオシレーター
✦80/20が過熱の目安、%Kと%Dのクロスでタイミングを見る
✦トレンド中は張り付きやすく、レンジで機能しやすい
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